エネルギー
今回は、犬を扱うときのエネルギーについて書きたいと思います。
エネルギーって?? と思われるかと思いますが、どんな人でも生きていればエネルギーが体から出ているのです。
それが弱いと。。 簡単に言えば自信がないと・・
犬は自分の方が強いんだ。 この人は弱い・・と認識してしまいます。
自分がどんなエネルギーを出しているのか? 考えたことはありますか?
例をあげみると・・
先日、うちの子とお散歩をしていた時の事です。
うちの子は基本的に私の左側を歩くように教えています。
前方に女性の飼い主さん二人がスタバの外のテーブルに座っておられ、その前に少し大きめの黒柴がお座りしていました。
通り道は狭いので、私はその柴犬の近くを通らないといけませんでした。
取りあえずうちの子は右に変更。左前方に黒柴。
その時に飼い主さんが私の存在に気づきました。
その瞬間、リードに力を入れて短く持ち直されました。
飼い主さん二人に緊張が見えた瞬間、
私は「柴犬が吠えるぞ」とわかりました。
案の定、柴犬は私の犬をにらみながら吠え始めました。
さて・・・ これはどんなエネルギーが働いたのでしょうか?
柴犬の飼い主さんが、「緊張して犬のリードを短く持ったのが柴犬に攻撃性を持たせたサインとなった」わけです。
動物はその場のエネルギーに敏感に反応します。
その証拠に、サバンナのオアシスで沢山の動物が水を飲んでいるとします。
その時に1匹がビクッ!と驚いたエネルギーを出すと、そこにいる動物たちは一斉に走り始めます。
堂々したエネルギーを出す人がリードを持つと、犬は安心してその人を信頼します。
自分の犬が吠えるなら、引っ張るなら、制御が難しいなら
まずお散歩の前に大きく深呼吸。。。 落ち着いた堂々したエネルギーでリードを持ってみましょう。
きっとわんちゃんは。。 「あれ?今日のお母さんは頼もしいぞ!」と思うはずです。
是非トライしてみてください。
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