クレートの重要性

こんにちは。

昨日は仕事の合間に梅を見に行きました。

大阪城の梅林はほぼ満開で梅の花の良い香りに包まれていました。

私が梅の花に香りを楽しんでいる間中、うちのみかんは足元で他の犬がしたであろう

おしっこの匂いを楽しんでおりました。

さて!  今回はクレートのお話です。

お伺いするほとんどのお家では、ほぼみなさんケージを利用されています。

トイレとベッドの半分ずつ。。 私はこれをペットショップセットと呼んでおります。

どうしてもお留守番の長い子にはこのセットを仕方なく使いますが、子犬の時にこれは使いません。

多分ほとんどのトレーナーはケージを使っていないと思います。

ではどうしているのか? 子犬の長いお留守番以外、私たちはクレートを使っています。

バリケンとも呼ばれていますが、この狭いところに子犬を入れているのです。

パピーレッスンにお伺いしたら必ずわんちゃんをクレートに入れて下さいとお伝えするのですが、ほとんどの飼い主さんはかわいそうと思うのか、全く使ってくれません。

こんな狭いところに入れて可哀そう。。 

と思うのは人間的な考え方です。 確かに子犬の中にはクレートに入れられると気が狂ったように吠える子もいますが、基本は無視で大丈夫です。

そのうちに「おや?案外この場所は居心地が良いかも。。」と思ってきます。

そうなると眠くなると自分からクレートに入る子が多くなります。

犬は狭い暗い場所が落ち着くという習性があります。DNAでしょうか。

それを人間的に可哀そう。。と思ってクレートを用意しない方が犬にとっては不幸な事なのです。

よく面白動画みたいなもので、犬が狭い場所に入っているのを飼い主が笑っているというようなものがありますが、そのほとんどの場合、犬は自分が落ち着く狭い場所がないので必死で探しているのです。

クレートに入れると嫌がって吠える→かわいそうだから出す→クレートで落ち着くところだとわからない。 の悪循環が起こります。

子犬が少々嫌がっても無視して入れておいてください。

子犬に一番大切なのは。。。「よく眠ること!良質な睡眠」これに限ります。

しっかりクレートで眠れることによりワンちゃん自体も落ち着きます。

人間の子供もしっかり寝ていないとハイパーになり落ち着かなかったり、泣き続けたりすると思います。

クレートは飼い主さんが思っている以上に大切な場所です。

是非子犬のころからクレートに慣らして行きましょう。 

成犬からクレートレッスンをするデメリットは、嫌がって吠えている間の声が大きい!と言うことです。

是非。。まだまだ吠える声も小さいうちからやっておきましょう。

thank you for reading . You have a wonderful weekend !! Tomoko D.

Happy Dog Training

犬のしつけ、無駄吠え、散歩代行、パピートレーニング 、犬に関する相談、しつけ教室、ペットシッター、出張しつけ 犬に関するあらゆる相談。基礎訓練をベースに問題行動に取り組んでいきます。 先ずはご連絡下さい。 大阪を中心に訪問レッスンを行っています。